なぜ、SR系なのか?

カメラ修理を趣味とする方には、とても良い、完成度の高いカメラであるSRT-101の修理を覚えることは、他のカメラの基礎ともなり、今後、カメラ分解の趣味も、楽しんでいただけると思います。


ミノルタのSRT-101は、マニュアル一眼レフの基本形となるものです。撮影においても、基本的なカメラであることの説明をします。露出計内臓式であるこのカメラでは、メーターは、明るさの変化に対応しています。その指針に、対して、絞り変化・速度変化に、関連して変化する追針を、あわせることにより、適正露出が得られるようになっています。つまり、各部の連動は、追針のみで、メーターは、ただ、明るさに反応するだけの為、故障は、メーター本体・CDSの部品不良しかありません。カメラの故障として考えられることは、シャッター速度とピント関連しかないため、それぞれを独立して考察すれば、修理箇所は限られ修理も簡単にすることができます。修理講座では、カメラの分解の仕方を覚え、その後に分解した箇所、それぞれに関連した故障を、説明し修理方法の説明もしていきます。
このように、故障の内容から故障箇所を判断 し、修理することができ、撮影方法と同じように、完成度の高いカメラを十分に、お楽しみいただけると思います。